ほどほど
「スマホは良くない」「ゲームは良くない」という記事をよく見かけます。鵜呑みにすると決して間違ってはいませんが、現実は大人でもスマホがないと生活できないのに、こどもたちにそれを「良くない」と忠告することに僕は疑念を抱きます。昭和の時代に「テレビはこどもに悪影響」と散々言われ、本を読めと言われたのと似ています。
一般的に「〇〇は良くない」というときに、人はそれを「ゼロ」にすることが正しいと勘違いします。違いますよね、何事も「適度」というものがあり、それを守れば良いのです。特にこどもに関することになると、保護者が極端な解釈をしたがります。「0か100か」で決めた方が楽ですが、何事にも「ほどほど(適度)」が大切です。変な思想や尖った思想(〇〇原理主義=自分達のイデオロギー以外を認めず排除する人たち)の方が、声が大きく情報に載りやすいですが、決して騙されないようにお願いします。短絡的な思考「良くない=❌」ではないんだという視点を、持ってください。これ、本当に色々なシチュエーションに当てはまります。逆に「悪くない=⭕️」でもないのでそこも注意です。全ては「極端が良くない」のです。
さて、いよいよインフルエンザの流行期に突入しつつあります。ウイルスは空から勝手に降ってくることはないので、必ず周囲で同じように体調が悪かった人、欠席したお友達がいるはずです。特にインフルエンザの場合はわかりやすい集団発生をするので情報が重要です。「発熱=インフルエンザかも」は❌ですからね(笑)。
