メニュー

病気より、人生を治す

[2018.06.06]

僕は平成6年に医師になってから、今年4月に開業するまではずっと勤務医をしておりました。

富山赤十字病院、富山市民病院、黒部市民病院にもいたことがありますし、富山大学附属病院では小児循環器をやりながら病棟医長という責任者をやっていました。

厚生連高岡病院が一番長く10年いましたが、総合病院・地域の中核病院の勤務医の仕事としては、やはり重い病気や原因不明の病気の精密検査などが主でした。

大学病院はもっとシビアで、生きるか死ぬかの瀬戸際からなんとしてでも命を救う医療に、自分の人生を削って頑張っていました。

そうなると「病気」を診断し、治療することに終始してしまいます。

 

しかし、その「病気」をもっているこどもたち・支える家族にも、「病気」であることは一時的で、その背景には僕らが介在できない大事な「人生」があります。

医者として、「人生」をちゃんと診るべきで、「病気」だけをみるべきではない。かぜさえ治ればそれでよい、とは考えたくない。

病を通して、そのこどもの人生をさらによいものにする。また、病気や障害があったとしても、そのこどもたちを決して不幸な人生にさせない。

その子達の人生をずっと見守ってゆきたい。大きな病院勤務ではどうしても制限があるので、そう願っての「かかりつけ医」になる決心をしました。

 

どんなささいなことも、気楽に相談しやすく受診しやすい環境を、クリニックとしても提供していきます。

なんで?どうして?ネットでいろいろ調べられる便利な時代になりましたが、たまには、こだわりと押しの強い、天然パーマのオールバック小児科医に聞いてみてはいかがでしょうか(笑)

期待はずれだったら、申し訳ありません。

なお、本日より当HPから問診票がダウンロードできます。受診される際に前もってご自宅で記入して持ってきていただけますので、よければご利用ください。

さらに、ネット予約は現在試行錯誤の状況でご迷惑をおかけしておりますが、何とかみなさまのご都合に合わせられるように努力してゆく次第です。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME