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院長ブログ

空間的隔離を(家族が罹ったとき)(2019.01.08更新)

まだ流行の初期段階ですが、インフルエンザA型が目立ってきました。一部、アデノウイルスがまだ流行していたり、RSウイルスの方もいます。年末に水痘が流行った小学校もあると聞きます。

年末年始は保育園も休みだったので現在はまだ平和です。しかし、アデノやRSウイルスは感染から発症までの「潜伏期間」がちょうど1週間ほどなので、お正月近辺におでかけされた先や親戚が集まったところで感染したのではないかというケースをよく見かけます。

 

さて、家族の誰かがインフルエンザになってしまった場合は、自宅では具体的にはどう対応したらよいでしょうか?

あわてて予防接種をしても間に合わないですし、タミフルやイナビルなど予防投薬も原則は高齢者などに限られて使えません。

インフルエンザは「飛沫感染」、くしゃみ・咳などで呼吸器に感染します。ご自宅内でもインフルエンザになった人には、部屋から出ないで空間的隔離を行うと家族全滅することを防ぐことも可能です。

とくに小さな赤ちゃんがいるような場合は、絶対に部屋を離さないとダメです。

しかし現実はそういう理屈に従えるわけもないので、本人にマスクをさせてご家族も厳重にマスクすることでなんとかブロックするしかないかなあと思います。

ちょっと油断しがちなのは、A型のインフルエンザでは治療薬を飲むと2日程度で熱もさがってしまいます。熱がないからもう大丈夫だろうと思われますが、やはり解熱後も48時間から72時間程度は感染力が維持します。

念には念をで、発熱後から最低5日間は危険ありと考えて対応した方がよいです。

 

まあ、そんなこんな言ってますが、インフルエンザが治療が使われだしたのは1990年代後半から。それまではなす術もなくひたすら自然治癒するのを待ちました。

無治療のインフルエンザは、初期から急激な高熱と尋常ではない倦怠感、右肩あがりに悪化する鼻と咳、二峰性発熱(発症3日目ごろに一旦下がるが、またすぐに上がり計5-7日間発熱する)が特徴でした。

昔の人は、インフルエンザのことをよく流行性感冒(流感:りゅうかん)と称してました。インフルエンザは実は自然に治る感染症でもあることをみなさん覚えていてください。

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