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院長ブログ

扁桃腺が大きいと言われたときに(2019.03.01更新)

いよいよ今日から3月になりました。つい先日に2019年になったばかりだと思っていたのですが、月日が流れるのははやいですね。

今年は雪なしの冬で、もう春遠からじと感じさせる毎日です。花粉症の方は外出する際にはしっかり防御しましょうね。

 小児科での診察のキモは、健康の窓である「口の中・咽頭所見」なので、大暴れされながらも必死で口をあーんしてもらいます。この診察がスムースにいかないのが小児科の特徴ともいえましょう。

お家でママやパパのひざの上にのせて、「あーん」って口をあける練習をしていただけると、とってもありがたいです。

よくよく僕ら小児科医は、「扁桃腺が腫れている」とか「扁桃腺が大きい」と言います。以前にも述べたとおり扁桃腺は鼻からの気道・口からの気道の双方ともの通り道であり、上気道から下気道へ不必要なウイルスなどが入らないようにブロックしてくれている「門番」のような大事な組織です。

炎症を起こすと腫れるので、風邪をしょっちゅうひくお子さんは腫れやすいですし、腫れたまんまになるのは家族歴があったりします。親も扁桃腺持ち。

こういった扁桃腫大はアレルギーも相まって、鼻づまり・いびき・副鼻腔炎(ねがけ・起きがけの咳き込み)・反復性の扁桃炎(溶連菌を含む)・繰り返す中耳炎などのさまざまな症状を起こします。

しかし、成長とともに扁桃腺腫大は自然に縮小してゆき、小学校4・5年生ぐらいになると相対的にほぼ正常化することが多いのも事実です。

昨今は気軽に扁桃腺を取る手術はしません。もし扁桃腺をとるならば、4歳から6歳ぐらいの間に取るぐらいがちょうどよいと耳鼻科の先生から教わりました。

現実には、扁桃腺が大きいだけで特に普段の日常生活で気になるような症状がない場合は、自然に縮小するのを待てばよいのです。いびきをかくくらならば、何もせず成長を待つ方がよいです。

どうしても反復性扁桃炎になるお子さんは、僕たちも悩みます。そういう方は、一度大きい病院の耳鼻科を受診して専門科の意見をうかがうのもよいと思います。

日々の診察をしていて思いますが、未就学児の3-4割ぐらい扁桃腺が大きいです。特別なことではないですし、気にしすぎないのが重要かと思います。でも、悩んだら一度我々にご相談ください。 

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