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院長ブログ

唾液のキットは小児には通用しません(2022.11.23更新)

よく、県が発表している「コロナ患者数」が、ずっとほぼ「前日の報告数」であることに違和感を感じます。だから、病院が空いていない日曜日のせいで、翌日月曜日が一番少ない。国民全員が知っていることですが、あたかも「本日」みたいな報道がずっと修正されないのが違和感を感じます。

 「自宅でコロナキットで検査して陰性でした」と来院される方がいます。方法は?と聞くと大抵「唾液で」です。これにも違和感を感じています。ぜひ皆さんにこの情報を広めたいのですが「子どもに唾液の検査は適していません!」。大人のように唾液でPCR検査ならばわかりますが、発熱初日ではキットで検出できるレベルにまで唾液中にウイルス量は増えません。だから小児科では鼻咽頭拭い(おはなグリグリ)です。鼻咽頭が一番ウイルス量が濃いのです。もし、唾液検査で陽性でした、は陽性として判定できますが、唾液検査で陰性でした、は陰性の判定にはなりません。コロナでないことを確認するためには『基本的に子どもは唾液のキットは使えない』という常識を皆さんにも共有していただけると幸いです。いくらパッケージに「使えます」と書いてあっても、それは現実的には間違いなのです。ただ、阿鼻叫喚のおはなグリグリをご家族に無理強いするのも違うと思っています。やはりそこは、おはなグリグリ歴四半世紀の我々にお任せ下さい。

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