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自分手帳になればいいな

[2018.09.04]

おめでたが判明し、はじめて「母子手帳」を手にとったとき、ワクワクしながらいろんなところを丁寧な字で記入しませんでしたか?

その後、おぎゃーと生まれて、健診や予防接種などの成長の記録を着々と増やしてゆきます。でも3歳半健診以後は、ほとんど使わなくなります。ちょっともったいない。

診療をしていて、今の常識として非常に便利だなあと感じるのが、「お薬手帳」の存在。いろんな病院でどんなお薬をもらっているのか一目瞭然で役に立ちます。

なんならば、保育園での健診・小学校での健診などの成長の記録、すべての健康に関する情報が母子手帳で一元化されると便利だろうなあと思います。

いわゆる「自分手帳」。

個人情報保護の観点から難しいところもありますが、医療機関での診察や検査結果などもその「自分手帳」からアクセス可能で閲覧できる。

しかも、なくしても大丈夫なように国がサーバー管理してくれて、マイナンバーでアクセス可能。

ちょっと近未来的な発想ですが、いずれの日かそういう風になれば面白いと思います。

健診や予防接種も紙媒体で、一枚の用紙を忘れるだけでとりにもどってもらわなきゃならないので、そういう不便さが解消されること。

わかりにくい予防接種スケジュールなどは、スマホで次の予定が簡単にチェックできる(今もいろんなアプリがありますが)

そんな、かゆいところに手がとどく「自分手帳」、いつかできることを願います。一生使えるとさらに便利ですしね。

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