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いつもにまつわること

[2019.02.19]

巷でのインフルエンザA型はほぼ終息したとおもわれるなか、突発的な発熱、のどの痛み、嘔吐などの症状で「溶連菌」が少しだけ流行っているように感じますが、感染症としては平和な状況です。

 

 毎日、いつもの時間にいつもの道で出勤し、いつもと同じ道で帰る。お買いものに寄りたい時も、ほぼいつも同じお店やコンビニに入り、お菓子やアイスや飲み物を選ぶときにもだいたいいつも同じものを買う。

日々の行動のなかで、「いつも」を選ばないってことはあまりないと思いませんか? そこには「冒険」よりも「安定」を求める人間本来の性質が垣間見えます。それでいい。何も悪いことはない。

お菓子好きの僕は、迷いながらも結局リッツやポテトチップスコンソメパンチ、ハーベストや麩菓子をついつい買ってしまう。アイスはビノばかり。

たまに珍しそうなものに手をだしても大概リピートするようなものには巡り会えません。やはりいつものもの。安定がよい。

 昨年4月に新参者として高岡市能町にクリニックを開いたわけですが、みなさんそれまでは「いつものかかりつけ」があったわけで、「冒険」して珍味をお試ししていただいて初めて僕と接するわけです。

まあ自分でいうのもなんなんですが、僕なんて超がつく珍味。なかなか他に同じタイプの小児科医はいません。ショックをうけて、元のかかりつけ医に戻られた方もたくさんおられますが、自分の想定よりも多くの方にリピートしていただいていて、うれしい限りです。素直にみなさんに会えるのが嬉しい現在です。

そして、「いつもを変える」ってとっても勇気が必要ですから、せっかく受診していただいた方には初診でも再診でも、必ず何か一つでも「受診して良かった」って感じていただけるように心がけて診察しております。

そもそも富山県人って、濃い味が好きなはず。超濃い味の小児科医でもみなさんに受け入れられるように、これからもがんばります。お気軽に受診してくださいね。

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