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ごめんなさいと言える勇気

[2018.06.04]

もう少しすると、サッカーワールドカップが始まります。普段は全くサッカーは観ませんが、また、にわかファンになって日本を応援したいと思います。みなさん、ぜひ盛り上がりましょう。

 

日本代表に本田圭祐くんも選ばれましたが、彼の普段からの発言は非常にメッセージ性が強く、為になる内容が多く勉強になります。

どんな逆境に立たされてもブレない精神・あきらめないハートの強さは感動に値します。

以前、こどもたちとのサッカー教室みたいなものを放送していました。まったく容赦なくボールを奪い、ゴールする彼。その理由がなかなかクール。

「こどもたちに、みっともない大人だと思われるべきではない。こんなにすごいんだという手本を見せるべきだ」と。

ここには、大人=尊敬すべきもの、ということをサッカーを通して教えようとする彼の真意がみてとれました。

 

日々テレビなどで報道されている違法タックル問題や、国会中継(加計・森友問題)などをみてると、誰がどうみてもおかしな説明で、必死に嘘に嘘を重ねて、やっていない、自分の責任ではないと言う。

地位も名誉もある大人が、こんなみっともない姿をさらしているようでは、子供たちがどうして大人を尊敬できるでしょうか?

自分の否を認めない大人だらけの世の中に、こどもたちがどうして希望をもてるでしょうか?

 

こどもには「わるいことをしたらごめんなさいと謝りなさい!」と叱っておきながら、いざ大人になると素直に謝ることを非常に嫌がります。

なかなか、できそうでできない。でも本気でいい子を育てたければ、親がちゃんと手本をみせるべきです。

自分が悪いのであれば、素直にごめんなさいと言える「勇気」が必要だと思います。

当たり前のことが、当たり前にできる。それが尊敬される大人の基本だと思いますし、良好な人間(親子)関係を築く基本だとも思います。

大人がそういう勇気を持てば、こどもたちの未来はもっと明るくなるはずです。

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