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子育て支援

[2018.08.28]

高岡市のこども・子育て課、健康増進センター、保健センター、および小児科医の集まりに参加してきました。

ひとことで「子育て支援」とくくっても、多種多様の職種や行政機関があることも改めて知りました。

しかも、みなさんすごく真摯にお仕事に取り組んでおられるのが印象的でした。

 

20年以上前は富山県の出生数が年間1万人でしたが、現在は7千人程度まで減少しています。

人口が無尽蔵に増えてゆく社会も困りますが、やはり人口が急激に減少している現在も難ありだと思います。なぜこうなったのでしょうかね?

社会の横のつながりが減り、核家族化が進み、孤立家庭が増えてきていると言われる現代に、果たして社会がどう「子育て支援」をしてゆかなければならないか?という答えは、決して一つではありません。

統一された意見がないなかで、当たり障りのない「子育て支援」ではなく、ある種核心をついた「真の子育て支援」ができるような社会に成熟していって欲しい。

「寄り添う・見守る」だけではなく、ときには「強く背中を押す」ことも必要になってくると僕は感じます。

同意してもらえないこともたくさんありますし、小児科医としてこれからの時代になにをすべきか?という命題に明確な結論を持ち合わせておりません。

とにかく、「子育てを、楽しくなければ、楽しまなければ、もったいない」という面を意識しつつ、地域の子育て支援の一翼を担えたらなと感じます。

一人でも多くのこどもを、親御さんを笑顔にできるように。まだまだたくさんの宿題がありますが、頑張る価値が大いにあるのが子育て支援だと思っています。

気が付いた人が気が付いたことからコツコツ積み上げてゆけば、きっと良い未来が見えてくるはずです。

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