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守るものべきものを守る

[2020.04.05]

医療崩壊だと情報が流れています。最前線で働く医療人の困難ははかり知れない危険と重責だと思います。守るべきものを守りながらも戦っていってほしいです。で、一部にこんな時期に不謹慎な行動で困惑してしまう輩もいて残念ですが、基本医療人は決して自分の仕事をビジネス(お金のため)だと思っていません。命を救うための使命感で必死で働く。そこには純粋な自己犠牲で成り立っている部分があります。それは信じていただきたい。  混乱するなか、僕も医療人として何ができるか、何をすべきかをずっと考えています。残念ながら開業医一人の力などちっぽけです。でも自分がやらなければならないと信じる使命があります。それは、まだ特殊で稀な「コロナ医療」ではなく、「予防接種・健診・および日々の健康管理」という「かかりつけ医医療」をしっかりと守るということです。 完璧に分けられる?本当に絶対大丈夫?という疑念は当然ですが、まだリアルな地域医療はコロナ前と全然変わらないんです。安全担保のためにとれる手段はとりながら、困ったときに気軽に相談に行ける「かかりつけ医」という場所を提供するのが、今の僕らの使命です。地域医療が機能しないと、中核医療にさらなる負担がかかります。各々がしっかり連携していれば、機能不全になることはありません。

とにかく、皆様の不安解消ができるようにがんばりますね。

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