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寒さと乾燥(室温と湿度)

[2020.12.23]

先週あたりからまた一部の保育園でアデノウイルス咽頭炎のお子さんがみられたり、小学生のノド痛いは溶連菌が陽性に出るようになりました。そして、雪が積もったあたりからまた鼻水や咳が出るお子さんたちが少し増えたような気がします。そして、一気に気温が下がりおうちで暖房をしっかり使用するようになったせいか、お肌のカサカサの子も増えました。まだ1歳未満で初めての冬を迎える場合、さて赤ちゃんが過ごすお部屋の暖房をどうしようかと悩まれると思います。一般的には室温20℃を切らないようにエアコンの設定をしてください。僕個人的な考えでは22度から24度設定で、大人が肌着と長袖シャツ一枚で生活できるくらいの温度がベストです。赤ちゃんにはさらに1枚着せて肌着込みで3枚ぐらいにして、手先・足先が冷たくならないような着衣が良いです。とにかく寒いのは絶対によくありません。寒さだけでも鼻水・咳がでるのが子供だと覚えてください。 なお、暖房をつける際に乾燥にも注意する必要があり、できれば加湿器を使用しながら部屋の湿度を50から60%に保つようにしてあげてください。それでも冬場は赤ちゃんの肌は乾燥します。塗り薬を使用するタイミングは、お風呂からあがったあと15分以内に全体に保湿してあげると乾燥が防げます。市販のものでもよいですし、乾燥がひどい場合は皮膚科や小児科で保湿剤(ローション・クリーム・軟膏など本人の肌質にあったもの)をもらってください。ひどくなってからだとなかなかツルツルに戻らないので、いかに毎日手をかけてケアできるか、上手に塗れるかがカギになってきます。愛情込めてデリケートな赤ちゃんの肌をケアしてあげてくださいね。

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