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手足口病追記

[2019.07.08]

とにかく今年の夏風邪で感じることは、①最初は発疹がなく、熱と咽頭所見のみの子が多い。②本来は手のひら・足の裏にできる水疱疹が、今年のタイプは手首や足首、肘や膝の屈曲部などに強く集積しながらも、カラダ全体に出ることが多い。③みずぼうそうと間違うくらいにきれいな水疱が多発すること。④湿疹などがもともとあるお肌の弱い部分には膿痂疹(とびひ)みたいな発疹が多発すること。などなど、どうしても発疹に目移りします。

でも一番肝心なのは、初期症状としての「高熱」と、喉の痛みによる「食べなさ」です。とにかく水分だけでよいので(OS-1にこだわる必要はなく、何でもいいです)、こまめに摂取を心がけましょう。

やはり上手な解熱剤使用が、急性期を乗り切る秘訣かと思います。

熱が下がれば登園は可ですが、あまりにも発疹がひどい場合は、多少見栄えが良くなるまではおうちで休んでおいた方が無難だと思います。

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