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這えば立て立てば歩めの親心

[2019.04.03]

「這えば立て、立てば歩めの親心」ということわざがあります。いつの時代でも、親は子供の成長を心待ちにしている様子を詠んだ俳句です。

0歳児の健診をして最近はよく言われるのが、「この子、寝返りをしないんです」とか「這い這いしないんです」。

赤ちゃんの運動発達は、まず首が座る、寝返りをする、お座りができるようになる、ずり這いする、高這いする、つかまり立ちをする、伝い歩きをする、一人で歩ける。これが一連の流れです。

ただ、現代は昔とライフスタイルが違います。昔は畳のお部屋が多く、布団で寝ていた。大人もイスではなく座布団に座っていました。

今はどこもかしこもフローリング。子供は赤ちゃんのときからベッドで寝る。パパママも、朝起きて布団を押入れにしまうっていう習慣は、こどもの頃から経験ない人も多いと思います。

本来ならば運動発達は上記のような流れで成長してくれるとわかりやすいのですが、このライフスタイルの変化からかイレギュラーな進み方をする方もおられます。

赤ちゃんが一番長く過ごす場所、姿勢(寝かせているのか、ベビーチェアに縛られて座っているのか、歩行器みたいなものを使用しているか)、どれぐらい抱っこされて甘やかされているか(笑)

そんな周囲の環境が意外と運動発達に影響します。しかし、別にイレギュラーでもかまわないのです。最終目標は立って歩くこと。階段が上り下りできるようになること。そこにさえ到達すれば良い。

ですから健診では、そういう運動ができるようになるための、反射や筋力・骨格に異常がないかどうかをチェックしています。

寝返りや這い這いができてなかったとしても、神経反射や筋肉の問題がなければゆっくり待ってあげればよいのです。あまり心配せずに、健診のときに相談していただければよいです。

 

どうかな?うちの子は大丈夫なのかな? いろいろ不安な気持ちで子育てしてきた時期。ご両親の心労は大変だと思います。でも一度経験してしまえば、まあこんなもんかなあと割り切れるようになります。

そんな苦労をしてきたお子さんたちも、新入学で明日・明後日から保育園や幼稚園、小学校へ入学されるんですよねえ。節目節目って、感慨深いものがありますネ。

子育ては大変だからこそ、感じる幸せも大きいと思います。4月から新生活に入られるみなさま、僕からもおめでとうございます。頑張れ!

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