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RSウイルス注意報!

[2019.08.27]

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、お盆を過ぎたあたりから急に暑さがやわらいで、一気に気候が変わってきた感じがしますよね。変化に弱い子供たちが徐々に鼻たれや咳が出るようになってきました。

さて、小児科医に「感染症のなかで最も嫌いなものは?」と質問された場合、おそらくNo.1になるのが「RSウイルス」だと思います。まずまず医学も進歩していますが、相変わらず我々はこのウイルスに対する治療を持ちません。

その感染力の強さ。保育園に一人そういう子が入るとほぼ全滅状態に陥るぐらいにうつりやすい。0歳から2歳ぐらいまでの乳幼児は特に重症化してしまうこと(ゼーゼーすると入院治療が必要になる)。極端な例でいうと、生まれたての新生児でもかかってしまい、非常に危険なことになります。本当に困ったウイルスなんです。

そもそもは秋から冬にかけて流行が始まるウイルスでしたが、年々流行開始が早くなり、今年はすでに7月から報告がはじまり、8月下旬の現在、ほぼ毎日数人はRSウイルス感染と診断するレベルになり、注意報から警報レベルに達したと思われます。周囲の感染症流行状況に、いつもよりも気を付けていただきたいです。

そして、万が一お子さんがRSに罹患した場合、家族内の二次被害を食いとどめるためにも0歳児(無抵抗な赤ちゃんは特に)とは家庭内でも隔離(過ごす部屋を別々に)していただいた方がよいと思います。

あれこれいっても、なす術はないので見守るしかないのですが、今年の手足口病のような大ブレイクがないことを願います。

そして一旦RSに罹った場合は、その感染力の強さから、熱が下がったとしても他の子への感染を防ぐ意味で、相当咳が軽くなるまでは自宅での安静(登園しない理性的な対応)をお願いいたします。

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