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よいお年を

[2020.12.31]

12月29日で、2020年の診療を無事終了しました。ほっとしました。ただやはり例年見たいな年末年始って感じは全くありませんでした。

今年はいい年だった、めちゃくちゃ楽しかった、って心から思える人は誰もいないと思います。すべての活動は「感染対策」という圧力のもとでしか行えない。対策できなければ悪とみなされ、誹謗中傷される世の中。いくら注意していても避けられないものだってあります。厳しすぎるなと思うことも。でも、自由が当たり前だった時代とはあまりにも違い、抑圧された世の中に夢も希望も見いだせず心病んだ人も多いでしょう。ずっと見えない不安を抱えているこどもたちも大人と同じで苦しんだと思います。

でも、いつまでも打ちひしがれていても仕方がない。つらい、逃げたしたいと思ったって、誰かが優しく手を差し伸べてくれるわけじゃない。この闇からどうやって抜け出そうか? そして次に向かうべきステージはどこなのか?を常々見据えて、個人個人が前を向くしかない。いつの日かコロナという幕が閉じる時に、人類がコロナに負けることは絶対にない。我々人類は、多少の犠牲を払いつつもコロナに勝つんです。ただしゼロリスクは不可能です。どんな感染症でも、死亡者はゼロにはなりません。感染症と戦う以上、社会は色々な面で「犠牲」は払わなければなりません。

きっと来年が本当の意味での新型コロナウイルスとの闘いの1年になると思います。今年の比じゃない感染爆発が起こるのは時間の問題。でも怖がって逃げているだけでは問題は解決しない。勝つために、負けないための闘いをどうやってするか?という前向きなメンタルを持つことこそが、コロナを克服する第一歩だと思います。

もう一度、子供たちの心に明るい笑顔の灯をともすためにも、我々大人がその模範を示して、「こうすれば安心」という姿を見せるべき。全ては子供達の未来のために、大人が頑張らなければならないのです。緩みたい気持ち、甘えたい気持ちは、こどもたちの世界が平和になってからです。大人が、頑張らなきゃ未来はないのです。みなさん一緒に頑張りましょう! 法律や補償のもとでやらされる対策ではなく、「人としてのモラル」が、コロナに負けないために必要なのですから。

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