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withoutではなく、withである重み

[2020.08.16]

猛烈な暑さだったお盆ですが、今年はコロナの影響で皆さんご家族も例年とは全く行動が違ったのではないでしょうか?

様々な制限、様々な我慢を強いられたのは間違いなくコロナの影響です。なんとなくわかってはいても、知らず知らずのうちの抑圧にストレスが爆発しそうになったり、知らず知らずのうちに心すさんで、人間性が変わってしまってはいませんか? 気づかないうちに、心がトゲトゲしくなっていませんか。笑顔が消えてはいませんか?

感染防御も予防も治療も難しくて、制御不能とわかるやいなや、日本はもはや非常事態宣言を出すことなく「withコロナ」による終息に軸足を切りました。この真意には深い深い意味が隠されています。良くも悪くもコロナ感染を排除・制圧し無くす(=without)ではなく、「経済が破綻しないレベルで感染拡大持続を続け、集団免疫による感染症終息を気長に待つ」という策が、現代のコロナ対策には正義だということを国が認めたということを、withoutではなくwithコロナから察知します。

ならば、周囲にコロナが発生すること、家族、会社、学校などでのクラスター発生したからといっても、それは決して悪ではないし、誰かを責めてはならないのです。そう、いつかは次が「あなたの番です」になるかわからないし、難しいことですが、それを甘んじて受け止めることが、withの重みです。僕個人の意見としては、もろもろの要素を踏まえると決して今の判断は間違ってはいないと感じます。

ただ、やはり心荒んでいる人、ヒステリックになっている人、多いと思います。それもいたしかたがないことだと思います。

そんな困難ななかでも、感染で苦しんでいる感染者を責めたり、医療者を責めたり、行政を責めたりするのは違うと思いますし、弱いものを責めたりすることは断じて許されません。

自分の怒りの方向を、決して他人(弱い立場)に向けてはならない。それだけは人間として絶対にしてはならない、恥ずべき行為です。今一度、冷静になって、笑顔を取り戻せる世の中にするには、自分たち一人ひとりがどうするべきかを考えなおすべきだと感じます。

我々医療者側も相当疲弊していますが、withコロナにどう対処すべきかを悩み続けるストレスフルな毎日です。お互いに分かり合うことが大事だと思っています。よろしくお願いいたします。

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