大切なもの
最近の世の中で「成功」的に扱われるものは、すべて「サブスクリプション」という「定額課金制度」をうまく利用したビジネスモデルであることを、皆さんもご存じだと思います。会費が月に千円ならば、会員さんが1万人いれば、そのビジネスは毎月1千万円(年1億2千万円)というお金が自動的にチャリンチャリンと入ってくることになります。アップルミュージックのような音楽配信だったり、アマゾンプライムだったり、ネットフリックスみたいな動画配信サービスもそうです。まあこれぐらいならば払えるお安い値段だ!と感じてユーザーも喜んで使っていますが、企業にとっては過去のように「売れた分だけの収益」より「定額で確実に収益化」がいかに巨大な利益を生むかは、世の中の動きをみればよくわかります。オンラインサロンみたいに個人がそのようなビジネスモデルで稼いでいるのをみても、「善良な一般人は、いかに頭のいいずる賢い人に騙されやすいか?」というのがわかります。ですから「月々の利用料が〇〇円」というものをみたときに、これは本当に必要なものなのか?騙されていないか?という疑心暗鬼の視点をもたないと結構騙されます。たちが悪いのは、金額が安いので騙されていることすら気づかないところです。こういう新手の商売が、こどもの世界にまではびこらないことを願っております。良い子を育てたいと願う親心を食い物にするような悪人が出てこないこと。(お得な話には、必ず裏があるって話でした)
お金は確かに魅力です。お金があれば夢も希望も膨らむし、それだけで幸せな気持ちになれる。だから宝くじは売れるのです(うまく騙されています(笑))。でもお金よりももっと大事なことがあります。それは言わずもがな「健康」です。からだの健康とこころの健康。当たり前ですがこれに勝る価値はどこにもありません。元気であること、痛いところがないこと、具合が悪くないこと、そんな当たり前の幸せは、病気になって初めて気づきます。こどもが鼻づまりや咳こんで眠れなかったり、熱が出たり、急に嘔吐したり。そんな大変なことが起こった時に、いかに「平時が幸せであふれているのか」を気づかされます。そんな当たり前の幸せに早く気付くことができる人ほど、人生をより楽しく生きられます。心配ばかりして心の健康を崩す心配性の性格よりも、まあいいか!って笑い飛ばせる性格の方が、これまた人生を楽しく生きられます。苦しくつらい時期があっても、うまくいかないことが日々あったとしても、最後には面白おかしく笑える人生が一番幸せです。
さて、長い長い前置きでしたが、RSの流行が終わりかけている現在、ノロなどのウイルス性胃腸炎がやはりにわかに増えてきています。食中毒にも普段から気を付けましょう。外食時も、自宅で食べるときにも特に生っぽい食品には十分ご注意ください。