あまのじゃくだからこそ感じる、今大切にしたいこと(超上勢論)
皆さんは、人と話をしていて「意見が合う」ことってありますか? 僕はこどもの頃から「あまのじゃく」と言われてしまいます。困ることも多いのですが、ごく一部の人には通じる意見だったりもするので久しぶりの「超上勢論」をご紹介します。
皆さんにはあまり興味ないかもしれませんが、日本の首相が「石破茂(通称ゲルさま)」に変わりました。一万円札が福沢諭吉から渋沢栄一に変わったぐらいのインパクトしかないかもしれません。見た目がキモい・喋り方がキモいなど萌ポイントはゼロです。でも過去の動画などを観ると、理詰めで攻めまくる国会答弁などはかなり面白いし期待したいなと僕は思っています。しかしテレビやSNSは気持ち悪いぐらいにこの新総裁の悪口やダメ出しが溢れています。誰一人として「素晴らしいところがある」「未来を明るくして欲しい」という良い意見は目にしません。批判こそ全て、どうしてこんな世の中になったのでしょうか?
今やネット世代の若者達は、こういうネガティブ情報溢れる世界に生きています。人を叩く、人の悪口を言うのは人間という動物に備わった本能であり快楽なのかもしれませんが、しかし情報過多の時代にはそれで溺れて息すらできなくなる子も出てきそうです。今の子供達に健全な精神が育つか心配でなりません。
また、昔からよく言いますが、「お子さんの悪いところを10個言ってください」というとスラスラ10個以上出てきますが、「良いところを10個挙げてください」というと1、2個で言葉が詰まります。これは他人ではなく自分の悪いところ良いところでも同じです。要するに人間はそもそもネガティブな感情に支配されやすいのです。
そういう状況を踏まえたなら、これ以上ネガティブな世の中が続けば、明るい未来が勝手にやってくるはずがありません。「頑張ったって無駄、働いたら負け」みたいな若者が大半を占める世の中に本当になってしまいます。
まだ間に合うと思います。今、大切にしたいことは、「人の良いところを積極的に見てあげること、期待してあげること」です。要するに「褒め合う社会」が必要。さらには口に出して褒めることも重要だと僕は思っています。
けなすこと、ダメ出しをすることは簡単ですし本能的に誰にでもできます。でも人間が動物ではなく理性的な生物であるならば、「褒め合う社会」を作ることこそ究極の平和と幸福なのではないかと思っています。さあ、これを読んだ皆さん、お子さんの良いところ、旦那さん(奥さん)の良いところをぜひ頭を捻って考えてみて下さい。そして、それを素直に口に出してあげてみて下さい。最後に、日々頑張っている自分にも「良く頑張ってるね」って優しく褒めてあげましょう。きっとそんなマインドには、楽しい明日が待っているはずです。