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伝記

[2020.09.22]

また自分の話ですが、子供の頃は百科事典と伝記の本が大好きで、ビリビリに破れてもセロテープで貼ってずーっと同じ本を読んでました。ちょっと変わった子供でした。情報媒体が主に「本」であり、「ラジオ」や「テレビ」はなんとなく大人のものだった時代です。自分をインスパイア(inspire)させてくれるものは、非常にアナログで乏しい情報のみでしたが、そこからいろいろな妄想や推察をすることで楽しんだ記憶があります。情報溢れる現在とは全然違いますね。 で、伝記(偉人伝)は、何かを成し遂げた人、貫いた人生像に強烈な憧れを抱きました。僕は影響されやすい人間で、ファーブル昆虫記とか、発明家エジソンとか、黄熱病の研究をした野口英世(1,000円札の人です)とかが今でも好きです。みなさん、自分の憧れの人物っていますか?

現実に戻ると、日々仕事をする上で小児科医としては平凡?な自分ですから、いろいろ素晴らしい他の先生たちにインスパイアされながら「頑張る元気」をもらっています。このコロナ禍で、多種多様な情報を発信していただいている先輩もすごく刺激になりますし、子供たちの学校生活を取り戻すために掛け値なしに自分の力を惜しみなく発揮されている大学の先生(その善意はもはや神(伝記)レベルです)には本当に純粋な(all for children)を感じます。小児科愛を持った素晴らしい小児科医が、富山にはたくさんいます。

コロナの影響で小児科は受診者数がが著しく減少し、一部では小児科不要論みたいな極論まで取り沙汰されますが、いやいやまだまだ僕たち小児科医だからこそ、こどもたちに出来ること、やるべきことがきっとあると信じています。といいつつ、「休みっていいなあ♬」と仕事してない時間も満喫しておりますが(笑)

久しぶりに富山市繁華街に行く用事がありましたが、世の中はだいぶ「自粛」ムードからフェーズが変わって「生活を楽しむ」スタイルが戻りつつあるのかなとも感じます。

何より、楽しむのが一番です。日々を楽しまなきゃ、そんそん! みなさんも笑顔で楽しく日々頑張りましょう。笑う門には福来るです。

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