無駄なことにこそ美徳を
今年初の雪が高岡にも降りましたね。朝起きてビックリしました。あわててクリニックの駐車場の融雪装置の試運転をしに行ってきました。ちょろちょろとしか出ない水に一抹の不安が。。。
開業1年目、すべてが初体験なうえせこどもクリニックですので冬場の雪でどれほど不都合になるのかが全く読めません。少なくとも今年の1月2月のような大雪にならないことを祈ります。
雪かきって、本当に無駄な作業だと感じます。せっせと小さいスコップで雪をどかす作業の間にも降り積もる雪。労力の割には何も得るものはなくって、若干切なくなります。
うず高く積まれた雪も、やがて春がくれば融けてなくなりますし。そもそも降らなきゃいいのに。
で、ネガティブな気持ちになりますが、少し視点を変えて考えますと、我々が日常やっていることは、ほぼ無駄なことだということに気づきます。
歯磨きをしても、結局食べるし。おいしいものを食べても結局はうんちになるだけだし。ダイエットしようと一生懸命運動しても、1日では体型体格ってほとんど変わらないし。
お肌がきれいになるようにと、新しい美容液を買ってきて使っても全然効果がわからなかったり。冷静に考えちゃうと我々の日常って「無駄」のかたまりみたいなものです。
僕たち医療従事者も、ほぼ毎日同じようなお話しをしていることが多いですが、伝わったなあと感じることは少ないです(笑)。まあまあ無力を感じます。
でもきっと、無駄なことの積み重ねが真実をチカラを生むと信じて、無駄なことにこそ本物の美徳があると信じて、生きてゆく方が楽しいです。だから日々を楽しめる。
お得そうなことしかやらない、やっても無駄だからやらない、ではなく、無駄かもしれないけれどそこに何かしらチャンスが生まれるかもしれない。自分にしかできない力がつくかもしれない。
そうポジディブに考えて生きてゆく方が楽しいなあと思います。
そんな僕ですが、雪かきにだけは何もそういう美徳を見いだせずにいます(笑)。どなたかいい案があれば僕に教えてくださーい。冬が好きな人って何割かしら? 夏大好きな僕でした。