余波に注意を
[2019.01.26]
1月第2週からはじまったインフルエンザの流行ですが、一旦落ち着いたかとおもいましたが現在は第2波が来ている感じです。
すでに罹った方はしばらくは大丈夫ですが、まだかかっていないお子さんに関してはまだまだ注意が必要です。
今年のインフルエンザは直下型地震のように急に一気に集団発生します。ですが、収まったと思ったら余波がきますので怖いです。
ただし、A型インフルエンザなので治療薬が非常に有効なので、翌日もしく翌々日にはほぼ元気になります。やはり早い診断と治療を心がけたいと思っています。
本来インフルエンザは自然治癒するウイルス感染。無治療の場合は5-7日ほど熱が出ること、二峰性発熱(最初の2,3日熱が出た後一旦解熱し、再度高熱が出る)が特徴。
通常に風邪よりも咳がひどい、日を追うごとに咳が悪化してゆく。そして頭痛・関節痛・筋肉痛とあちこちが痛いのが特徴です。
一回検査で陰性に出ても、経過がいつもの風邪よりひどい場合には再検査が望ましと思います。とくに小学生以上の場合は、39度を超える熱は通常の風邪では出ません。やはりインフルが疑わしい。
とにかく余波が収まるのを、ひたすら願うのみです。
それと、大分浸透してきましたが、登園許可書・登校許可書は、幼稚園・保育園・学校から書類をもってきていただき病院で書類を記入します。治った方は用紙をお忘れなく。