メニュー

GW中に困らないように

[2019.04.25]

いよいよ平成も残すところ少なくなり、世の中は明後日からは令和に向けて、前代未聞の10連休という長期ゴールデンウィークに入ります。

レジャー・観光・ショッピングなどワクワクされている方も多いかと思います。楽しく過ごせるといいですね。

サービス業や接客業は一般の人の休日が商売繁盛時期ですが、医療は商売繁盛がめでたいことではありません。僕たちも休みは休みたい(笑)

実は我々医療従事者は、長期休暇というものを非常に嫌います。ただただ恐ろしいもの。勤務医をしていた時代などは、だいたい入院で重症な患者さんにあたってしまい、休みなーしになることがほとんどでした。

仕事メインで生きてきたので、家族にも申し訳なかったです。GW、お盆、年末年始は我々にとっては地獄です。今回などは全くどうなるのか予測がつきません。

今回は前例のない長い祝日続きとなったため、各クリニックで対応が違います。GW中は全部休みますというところが多く、5/2木曜日午前だけ診察するというクリニックもあります。うちは来週の火曜日4/30をあけることにしました。ずいぶん前に僕が勝手に決めたのですが、ちょっと後悔してます。休めばよかった(笑)。HPをみると、公的病院の高岡市民病院さんは全部お休みだし、厚生連高岡病院さんは火曜日・木曜日と外来が開いています。

患者さん側から考えると、いつものかかりつけ病院が「やってない」となると「いったいどこへ受診したらよいのか?」困ることになります。とにかく、お子さんが具合が悪くなるのは予定が立たないことなので、直接受診される前にHP上で調べておくことも大事ですし、やはり最後の頼みのつなは「急患センター」ということになります。ほぼそこ一か所に患者さんが集中するわけで、1月のインフルエンザ流行期にもみられましたが、センターがごったがえして、3-4時間待ちという異常事態がまた起こることも予想されます。受診することが逆に疲れたり具合悪くする。ですから、相当やむを得ない状況ではないかぎり、それなりに元気があれば自宅で安静にして様子をみていたほうがよい場合もあります。お家に多少のお薬や坐薬の予備があれば、それでしのぐというのもこういう連休中の対処だったりします。

 胃腸炎がやや目立つようになり、クリニック近辺の小学校では溶連菌もまた増えてきています。とにかくみなさまが体調を崩さずに元気なまま楽しくGWが過ごせることを願っております。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME