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7月に入り(ヘルパンギーナ注意報)

[2019.07.02]

今週に入って、急な発熱のみの症状で受診される方が目立ちはじめました。お口をあーんしてもらうと、典型的なヘルパンギーナがほとんどです。

のどが痛いせいか、いつもと違って機嫌が悪いというお子さんも散見されます。

毎年この時期にはかならず流行します。手足にぼちぼちができたら「手足口病」という診断になりますが、基本は夏風邪ウイルスが原因の風邪です。

熱のみの症状ですので、解熱剤だけで対処していただくと、1、2日で自然に解熱します。しかし熱が尋常でないくらいに高く、解熱剤もあまり効かないことが多く、焦る親御さんも多いと思います。

おでこや首元をしっかり冷やしながら、自然解熱するのを待ってあげてくださいね。

熱がさがり、のどの痛みもとれて、食欲が回復すれば登園はOKです。許可書も基本的には必要ないものです。

 

いよいよ7月に入りました。蒸し暑いなかでお外で遊ぶせいか、ひどく腫れた虫刺されのお子さんもよくみます。ムヒや虫刺されパッチを貼っても良くならないときは、病院でお薬をもらいましょう。

かきむしって「とびひ」にならないように注意してください。そして、夏場はやはりスキンケアが大事。汗をかいたまま放置しておくと湿疹がひどくなります。しっかりお風呂に入ってボディーソープで汗汚れをしっかりおとして、入浴後にしっかり保湿すると湿疹になりにくいです。この時期はあまりベタベタした塗り薬より、ヒルドイドフォームのようにサラっと塗りやすいものをお勧めしています。

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