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動から静へ

[2019.07.10]

このタイトルの内容は、絶対一度は書いたことあるはずなんですが、自分の記憶では忘れてしまっているので書き書きさせてください。

職業人として、仕事にプライドを持ちながら、ずっと夢を貫こうとひたむきに努力する人って、めちゃめちゃ尊敬できます。スポーツ選手がその典型例です。かっこいい。モテそう(笑)。

自分はどうかなあ?と思うんですが、若干(かなり)中途半端ですね。それなりに個人というより子供たちへのことを夢に持って頑張っているつもりなんですが。

もともと自分の性格を一言で表すと「情緒不安定」です。上げ下げが大きい。スイッチが入ったときはトコトン突き進みますが、飽きるのも早くて情熱を失いやすい。

患者さんが「急変」したときの対応と処置には並々ならない自信がありますが(自分でいう?)、安定しちゃうとあとはほかの先生に任せちゃうのが、勤務医時代の僕の常でした。

では、開業医になった現在そういう能力が必要か?というと、ほぼ必要ありません。日々の体調管理、予防接種のスケジュールなど、今の僕が患者さんから求められるのは、明らかに「平時」の対応です。

一言で表現すると、「動」から「静」に求められるものがシフトしたと言い切っても過言ではありません。とっても得意とは言えませんが、でも日々患者さんを診察させてもらえて、ママたちとお話しさせてもらえることに感謝をしながら診療させてもらっています。ひとつでも、少しでもみなさんの不安が解消され、診断や治療に結果として「納得・満足」してもらえるように心がけています。

我々の宿命として、特定の感染症が特定の地域で流行すると、みなさんほぼ同時に発症しますので外来が混み合います。ホントはもっとゆっくりおしゃべりがしたい。こどもたちともっとじゃれ合いたい(笑)。

忙しいとなかなか目も合わせられなくなりますが、いつもそんな気持ちを持ちながら実はやっています。完璧はなかなか目指せませんが、やはり困ったときに頼られるべき「かかりつけ医」を目指してこれからもがんばります。

 きっとみなさんにも、理想の自分像があると思います。理想の親としての像も。それに近づけるように、ぜひ一緒にがんばりましょう!。多少の「うぬぼれ」も大事だったりしますんで(笑)。

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