継続こそ力なり
何かにつけて、嫌になりやめてしまうことってあると思います。嫌なことを続けても、ストレスがたまり精神的に病んでしまいますもんね。
子供たちに何か習い事をさせてみたとして、なかなか親の希望と本人とがかみ合わないときとか、辞めさせようとすると思います。間違った選択ではない。
でも、何かに挑戦しているときに、努力しているときに、「やめる」という選択は実は一番楽で簡単で、とても我儘な方法かもしれないんですね。慎重に選択する必要がある。
大人だと、職場で嫌なことがあるとすぐに辞めてしまう人。正職でもパートでも、続かない人がいます。「自分に向いてないから」と理屈を言いますが、本当はそうなのでしょうかね?
どんなことにでも、すぐに「ムリ」とか言わずに、「続ける」ということに僕は意義があると考えています。本当にその意味・大切さ・面白さを理解するまでは、粘って続けてみることが大事。挑み続ける気持ちが大事。
やめるのは簡単。だから、やめるという選択は最後の最後までとっておくんだよと、これからのこどもたちに伝えたい。何でもいいから、続けてみようって。
継続は力なり、と僕らが子供の時はよく聞かされました。これについては、いついかなるときでも正しい理論だと思います。
安易に辞めない。続ける努力をしてみる。続けるための、気持ちや受け止め方を変えてみることが大事。これでいいんだって、とりあえず満足してみる。
これ、夫婦も同じだと思っています(笑)。選択肢が多くなった現代への、敢えての警鐘です。やめてしまっては、すべてが無になり人生のなかで何も残りません。
これを続けて頑張った、挑戦し続けた、という思い出が、自分の人生を強く支えてくれる大切なものになります。それが、根拠のある自信になりますから。