毎日暑いですね。テレビでも毎日熱中症警報が画面に出てますよね。せっかくのお天気なのに暑すぎて外で遊べなくなった夏は残念ですが、熱中症は「死」に直結する「事故」ですからくれぐれもご注意ください。陽を浴びない、暑い部屋にいないでクーラーをしっかりかける。ただそれだけで防げます。ちなみにお家でプールに入っていても陽を浴びたなら熱中症になります。陽射しを避けて楽しく遊ばせてあげてください。

　まだ夏かぜも消えません。本来ならば一夏に１種類しか流行らないはずですが、今年は２回目の手足口病の方もおられます。１回かかったから大丈夫！って思ってる方も、ご注意ください。

夏場はいろいろな理由で、急に熱が出たり、どこか痛くなったり、ひどく怠くなったりします。そんな時はまず１回「解熱鎮痛剤」であるカロナール（＝アセトアミノフェン）を飲んでみると良いです。座薬（アンヒバ・アルピニ）でも構いません。大体皆さん、以前もらったものが余っているはずです。熱がなくても、痛みやダルさを理由に使っても大丈夫です。お薬は30分程度で効いてきて少し楽になります。そうやって時間を稼ぐことができますし、家族も精神的に余裕を持つことができます。１回飲んだらケロッと治る場合は、その後に慌てて病院に受診する必要がないことも多いです。たいていの子供の体調不良は、アセトアミノフェンを上手く利用することがカギになります。困ったらまず一度使ってみる。ぜひ皆さん覚えてください。飲んでその後にトラブルになることは、まずありませんから。病院には慌てずに受診をしましょう