一周回って優しさとは
[2018.09.26]
ただ単に、相手の言うことを「うんうん」と聞いてあげることがある種の「やさしさ」ではあると思います。
しかし、それは時と場合によっては、本当の意味で相手を思いやっていないことになる危険性もあります。
もし相手があまり良くないことを言っていたりやっていたりするとにき、「それは違う、この方がよい」と言えるか?
当たり障りのないことだけの振る舞いは、最終的には誰かが良くなるチャンスを潰してしまうことにもなりかねないのです。
そこで敢えて、嫌われても、相手を怒らせたとしても、筋道を通してゆく勇気。これが、一周回っての「本当の優しさ」だと僕は思います。
これはほんとに、敢えてやるのか、やらないのかで、最終的な結論が180度違ってきます。
子育ても、人間関係もすべてそうです。
性格的なものがかなり左右しますが、そういう一見厳しいとか理不尽そうにみえることに、実は優しさってあると僕は信じて生きています。
大人になってから、「親ってこんな気持ちで言っていたんだなあ」ってわかること、ありませんか??