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国と国のお話し(いつもの上勢理論)

[2019.08.02]

8月になり、手足口病の嵐がようやく去りました。外来が暇ヒマですが、子供たちにとっては良い事です。しばらくはみんな元気でいて欲しいと願います。

次に控えているのは小児にとってもっとも厄介で治療法がない「RSウイルス感染」です。ごくわずかですがちらほら患者さんが発生しています。ブレイクしないことを願ってやみません。

 

 さて、最近なんだかお隣さんの国ととっても険悪なムードなのが報道されています。なんとなく嫌じゃないですか?。お互い、戦争でもしたいんですかね?

昔の歴史を今更ほじくりかえしていちゃもんをつける「文化・精神レベルの低い国」という負の側面もありますが、経済的には日本もお世話になっている部分はある。

日本という国のプライドもありますが、ここはひとつ国と国のお話しとして、「悪かった部分はお互い白紙に戻して、お互いの国のいい面を出し合ってまず友好的に協力から始めましょうや」という意見が主流になれば、炎上することなくゆっくり解決できるんじゃないかなあと勝手に思います。ずっとブログに書いていますが、悪いところを「悪い」と指摘し、相手からマウントを奪いゴメンナサイを言わせるのが正義ではない。そんなやり方で物事が解決し、いい方向に向かうなんて事例をみたことがない。人対人も全く同じ。職場・家庭においても(夫婦でも)、同じ理論が通用すると思います。

人間、ついぞ炎上しやすいネタに共感・同調しやすいです。でも「ホントにそうか?」とななめ45度から疑いの目を持つ勇気も必要。

自分が犠牲になっても、和を優先する気持ちが備わってこそ、人間対人間、ひいては国対国も上手くいくはずです。何故そうならないのかは、ちっぽけなプライドだけじゃないでしょうか。

この話には実は疑問があります。昔むかしですがある政治家が、「男性は戦いを好み、女性は平和を好む」、「すべての国のトップが女性になったら、世界で戦争は起こらない」と言っていましたが、これ、どう思います女性のみなさん?

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