経験に勝るものなし
今年は暖冬でいてくれるのでしょうか、お正月から今までも雪はまだ降りませんね。僕の記憶が正しければ、だいたい成人式から大寒(1月22日ごろ)までに一度ドカっと雪が降るのが富山県のパターンです。
都会の人には理解できない雪国ならではの対策、スタッドレスタイヤに履き替えて雪落としの棒、凍ったフロントガラスに水をかけたり。
おしゃれなブーツや革靴などははけませんから、長靴や靴底にグリップがあるもの、安全性を主に置いた冬の心得って、経験した人にしかわからない工夫だと思います。
今年は去年みたいなことにならないことを願います。
さて、私の尾てい骨ですが、やはり1週間程度では回復するはずもなく、とにかく「座る」という行為がつらい。「しゃがむ・しゃがんだ状態から立つ」も激痛のまま。
立ってる、歩く、は全く苦がありません。あとどれぐらいで良くなるのか、これも経験してみないとわからないものかと思います。
普段の診療でお話しすることも、自分が子育てしていたときの病気時のことだったり、入院中の患者さんから学んだ経験からお話しすることも多々あります。
特に、「わからなかったこと、不安だったこと、なかなかできない苦労」についてはやはり経験することで人間力が増すと思います。
同じ経験をした人としか共有できない気持ちってありますもんね。
子供たちも、同じ遊びをした仲間や、同じ部活など、経験を共有すると強い人間関係が築けます。なにより、経験をさせるってことが将来においても大事に思えます。
一方、「させないでもよい経験」っていうものも大人になればわかると思います。やはり、良い経験が良い人間を作るんだろうなあと感じます。
今週からいよいよ幼稚園・小学校もスタートします。とにかく3月まではひたすらインフルエンザに注意をしてみなさま元気にお過ごしください!