２０１９年がいよいよ終わります。みなさんにとってはどんな一年でしたか？　振り返るといろいろあると思います。

うえせこどもクリニックとしては、開業２年目になり、かなり地域の小児科として認知していただいたなあと感じました。

僕個人も、いったいどれだけのこどもたちに「ノドをグリグリ」やら「鼻をグリグリ」したか数え切れないですし、予防接種でいったい何本の針をチックンしたか数え切れません。

いろいろ、やり切った感はあります。２年目でこれだけ忙しくなるとは予想してませんでした。みんな、ごめんなさいね。

僕は、自分のクリニックだけが良くなればよいとは考えません。僕たち小児科医ができることを、高岡地区のこどもたちに、いや高岡医療圏、もっと言えば富山県全体や北陸の小児医療がもっとより良いものになることを願ってやみません。どんなときも、誰がどこで具合が悪くなったとしても、医療機関にかかれば必ず同じ結果につながる。そんな医療体制を地道に組み立ててゆくことが僕の夢です。それが、子供たちにできる、我々医療者の誠意だと思っています。

もちろん、自分が日々努力をし、知識を積み上げ、技術も磨くことは当たり前のこと。そこをおろそかには絶対にしません。自分には厳しく、患者さんには優しく、当たり前のことが当たり前にできるようにこれからも努力してゆきます。

子供たちの未来を明るく楽しいものにするのは、今の大人たちの責任です。一人ひとりがやるべきことをしっかりやってこそかなう世界です。

また来年も、みなさんに必要とされるクリニックを目指して頑張ります。よろしくお願いいたします。

来年も皆さんにとって幸多からんことを祈念して、年末の挨拶に代えさせていただきます。

ではみなさん、よいお年を！