久々の２連休で、心身ともにリフレッシュできました！　病院に勤務していたころは、週に１回以上は夜勤（当直）があり週末も休めないことも多かったため、暦通りに休めることの幸せを感じます。

さて、世の中はつい先日までハロウィン一色だったのに、もう巷はクリスマス商戦になっているのがびっくりです。

物心ついたころから、「サンタは実在しない」と夢のない子供だった僕ですが、みなさんは純粋に信じていたことありますか？

そもそもこういう季節のイベントは、それを利用した「ビジネス」であり、メーカーがいかにお金を儲けるかの戦略ですが、夢がかなって子供たちが笑顔になれるのであれば、まあそれはそれで企業も消費者も幸せかなと思います。

しかし一方で、世の中には社会的弱者である「こども」や「障害者」や「病気になった人」をビジネスチャンスとして食い物にする悪徳な商売をする最低な人種もいます。許しがたい。

才能教育だといって高額の教材を売る人。アトピーによいと高級な寝具を売る人。自閉症やガンが治ると「水」を売る人、高額な寄付をすれば病気が治ると勧誘する「宗教」。などなど枚挙にいとまがありません。

先立つ「不安」をちらつかせ、社会的弱者に対してさらに追い打ちをかけて自分達が儲ける最低な「商売」や「宗教」に決して騙されてはいけません。そんなもので「幸せ」には絶対になれません。

困ったときや悩んでいるときに、「自分だけ特別に上手くいく方法」など、この世の中には存在しない。そこに「夢」を求めてはいけない。

しっかり現実を見ること。そして、かぎりなく「普通」でいること。そこにもかならず、ささやかではありますがきっと「幸せ」が待っているはずです。

僕たち医療従事者は、そのささやかなサポーターでありつづけたいと思います。