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困っているときに

[2019.06.30]

こどもを育てているときに、親としてはどうしても「こういう風になってほしい」「成績優秀・スポーツ優秀」とプラスの面を求めます。結構できているのに、もっともっとと欲が出てしまうのも親心です。

それもよーくわかります。それも愛情。当たり前の心理です。

さて、それとは逆に、子育て中は困ってしまうことの方が実は多いような気がします。実はどうしようもないことに、あーでもないこーでもないと悩んでしまうことも多々あります。

そんなときには、やはり困っているときには、夫婦でゆっくりと話し合いができる関係性があるととってもいい。そこに、決してジジババは入ってこないで欲しい。

困っているときに、結論は出なくても、悩みを「共有する」というシステムがあれば乗り越えてゆけると僕は考えます。さらに、話し合ったうえで、どうしてもという場合には、学校の先生や僕ら小児科医などに相談してみるのも悪くないと思います。

そしてもう一歩踏み込むと、こどもが本当に困っているとか悩んでいるときに、「SOS」を見分ける親の能力と、こどもが「SOS」を出せるような親子関係を作れるととってもよいと思います。

友達もとっても大事なんですが、やはり「絶対に裏切らない」のは血のつながりだということも、こどもに教えておくのは重要だと僕は思います。

絶対に守ってくれる家族がいる。安心して帰れる家という場所がある。そういう、なんというか当たり前のような当たり前ができてこそ、子供たちはのびのびと自分の才能を伸ばしてゆくことができるんだと考えています。

基本はママにまかせっきりになりますが、たまにはパパからもママに、「どう?」って聞いてあげる時間を作ってあげられるとよいですね。

家族全員が、居心地のいい場所。それが家庭であれば、きっと世の中すべては平和になるはずです。

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