プチ情報を3つほど
①生後1か月から2か月の赤ちゃんの「でべそ」の相談をよく受けます。いわゆる、「臍ヘルニア」をどうするか?ですが、僕は昔から「綿球圧迫法」推奨派です。
この臍ヘルニアケアの既製品として、「ニチバン 乳児用へそ圧迫材パック」というものが実はアマゾンや楽天などのネット通販で手に入れることもできます。少し高価ですが、これも試す価値はあると思います。
気になる方はぜひ調べてみてください。僕個人としては、既製品よりも脱脂綿で作る自作綿球の方が、安いし大きさも自由にかえられるのでしっくりきます。
②9-10か月健診の赤ちゃん全員に、「スポット ビジョンスクリーナー」という検査機器を使用して目の検査を実施します。とっても簡単な検査なので、泣かないでじっと見つめてくれたら1秒かからず終わります。
料金はかかりませんのでご安心を。強度の弱視や、遠視・近視など小さいお子さんでなかなか見つけにくい目の障害をできるだけ早く見つけ出そうという試みをしてみます。
そのほかの年齢のお子さんでも、もしかしてうちの子、近くでものを見るし視力障害かしら?と思われる方がおられましたら、眼科に受診する前に一度、小児科で簡便な検査を受けてみるとよいので、お申し出ください。
③今週から、うえせこどもクリニックの問診票をリニューアルしました。まだHPのものは変更ができておりませんが、近々バージョンアップしますので、もうしばらくお待ちください。
④テレビでは、「手足口病大流行中!」と報道されていますが、まだ高岡ではほとんど見かけません。胃腸炎がだらだらな流行を続けているのと、いよいよ夏風邪が出てきたなあという印象。
ヘルパンギーナ、手足口病、アデノウイルス感染(プール熱)など夏場に流行する風邪は、しょっぱなから40度を平気で越えてくる高熱になるため、「熱性けいれん」も増えます。
なかなか予知は難しいですが、「高熱で不機嫌」がサインだったりします。みなさまご注意ください。