カロナール(アセトアミノフェン)がない
[2022.08.18]
マスクがない。アルコール消毒綿がない。トイレットペーパーがない。コロナが始まってから変な現象が過去に起こりましたよね。
で、今現在とっても大変なことが起こっています。表題にも書いたとおり「カロナール(アセトアミノフェン)」がないのです。どこの薬局さんも欠品状態で手に入らない。とにかく小児に唯一使える安全性の高い「解熱・鎮痛剤」が本当に処方できません。特に当院横の調剤薬局さんでは「錠剤」がほぼゼロです。座薬・粉についてもかなり底をついています。
みなさんに協力をお願いしたい。今は発熱で受診される場合は半分以上「コロナ感染」ですが、発熱で受診されても解熱剤が処方できない可能性があります。受診される場合は、ご自宅に解熱剤(①アンヒバ座薬 ②カロナール・コカール・アセトアミノフェンのシロップや散剤(粉)・カロナール・アセトアミノフェン錠剤)の手持ちがある場合は、「解熱剤の処方なし」にご協力をお願いします。
座薬は触ってみて形がしっかりしていて溶けてなければ10年ぐらいは持ちます。錠剤もラミネートされている状態ならば数年以上は使用できます。シロップ・粉は湿気らない状態での保存ならば3か月ぐらいは平気です。受診される前にご自宅に解熱剤があるかを確認して、必要なければご協力をお願いいたします。