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ヘルパンギーナで検索を

[2023.05.27]

胃腸炎注意報を以前出しましたがそれはあっという間に落ち着きました。

現在、本来は夏場に流行る「ヘルパンギーナ」が大流行中です。詳細はネット検索していただくとして(笑)、僕から伝えたいことを箇条書きします。①急な高熱のみで発症します。②たまにノドの痛みを訴えます(食欲低下)③発熱期間は1−2日と短いです ④等園許可書不要(熱が下がれば登園OK)です。⑤食事はノドの痛みの訴えがなければ普通で大丈夫です。上手に解熱剤を使って乗り切りましょう。

 潜伏期間が短いウイルスなので、園で流行り出すと一気に周囲に拡がります(発熱者と接触して翌日とか翌々日に発熱する)。特別な治療はなく、解熱剤のみで終了です。従前の流行時期は6月からスタート7月がピークで8月に消えるのがヘルパンギーナや手足口病(いわゆる夏風邪と言われていたもの)ですが、生活様式の一変と感染対策の緩みと夏っぽい天候と寒暖差で一気に流行っています。

5歳ぐらいまでの子の急な高熱は、今はこの疾患の割合が非常に高いことを知っていてください。なお年長児、小学生以上、大人はあまりうつりません。とにかく今週かかった!って子が多いと思います。このブログも手遅れ感ありでごめんなさい。

5月に入り、コロナ・インフルエンザがなくなった途端に、その他のウイルス性発熱疾患が多発しています。今この発熱お祭り騒ぎが終わるまでは、マスクのない新生活に「平和」が訪れるのはまだ先です。でもこの「惨状」を我慢して乗り越えてこそ、こどもたちのあるべき世界が待っています。みんな頑張って乗り越えましょう!

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