大人にくらべて、こどもは皮膚の構造が薄くデリケートだと言われています。

冬場は乾燥するし、今頃から夏場はあせもができやすい。乳幼児のプチプチ・ガサガサ・ジュクジュク、見えやすい場所にできるのでご家族も気になるところです。

つるつるのお肌・お顔が望ましいのですが、特に生後1ヶ月から3，4ヶ月ぐらいの赤ちゃんは特にお肌が荒れやすいです。

「アトピーでは？」と非常に心配になる方も多いです。

いろいろ気になると思いますが、まずは湿疹のある部分をしっかり石けんで洗って清潔を保つことが肝心です。お風呂・スキンケアが命！

そして一番強調したいポイントは、保湿剤や塗り薬をもらっておられる場合は、「たっぷり」塗ることがコツです。

「何」を塗るかより、「どうやって」塗るかが、治すカギになります。そう、質より量が大事です。

もらった塗り薬を、大事に大事につかわないで、短期集中で治療してみる。1日最低2回塗る。きれいになったらやめる。

それでもよくならない場合はまた主治医に相談してみるとよいと思います。

ちなみに、食物アレルギーが強く疑われる場合は、離乳食が本格的に始まる生後6ヶ月すぎをめどに一度血液検査などで調べるのもよいと思います